メンターが遺してくれたこと

仕事で、闘病の併走を通じて、教えとして遺してくれたことをグリーフケア兼ねて綴ります

やる気が出ないときやしんどい時こそ書くと決めた

様々なストレスが原因で、予定はないからいいけど、やる気が起きない。

ただダラダラしてしまい、結局気分も晴れない。

自分でもどうにかしたいけれど、どうしたらいいのか。

 

メンターとお別れして以来、1年が経ちますが、ある程度私は立て直しつつある、と思いつつも、完全に同じ精神状態ではないのだろうな、と思います。

ちょっと進んだかな、と思っても、また逆戻り…。

 

メンターが私にとっての様々な役割を担ってくれていて、その一つには「親」のポジションがあります。だから、今までは心のどこかで、何かあっても最後は絶対大丈夫、と思っていたのに、それが急になくなり、迷子になった子どものような不安感がずっとつきまとっています。

 

それは日常生活にも、きっとちょっとずつ影響を及ぼしているはず。

人間関係で、以前より不安やストレスを感じやすくなったり。

そもそも、もとからぐるぐる悩み始めたら抜け出せないタイプなのが悪化気味。

 

そんななか、「幸福のための人間のレベル論」という本を読んで、少し、お!これなら少しは自分にとって解決策にできるかな、と思ったので紹介します。

タイトルから、誤解されやすそうですが、これはレベルの高い人が凄いとか偉いとかいう話ではなく、レベルが高い方が生きやすいよ、ということを説明している本です。

 

細かなステージの詳細等は本を読んでもらうとして、大きくまとめると、生きやすくあるためには、

・全ては自己責任だとわかっている

・自分を知る

・自分にないものと悪い部分を自覚する

・客観的思考を身につける

・生きづらさの原因をつくっている固定観念を解除する

・自己肯定感を高める

・世間体や人の評価に縛られずにやりたいことをする

・自分のゴールに必要のない、やりたくないことはしない

が必要とのこと。

 

そして、これらが揃って、生きやすいステージに到達しても、ステージダウンしてしまわないように自分らしさを強化することが大事(あとステージアップを狙っている人にもお勧めだそう)で、そのためのお勧めなのが「創造行為」なんだそうです。

 

創造行為はどんなものでも、自分が創ることで、自分の分身ができると考えられます。

そして自分が創ったから愛着がわき、たった一度では無理ですが、それを積み重ねれば積み重ねるほど思い入れが強くなります。

それはいつか、自分の子どものような存在になる、と。(もちろん、そこに到達するまでには時間がかかりますが)

 

それを読んで、今までこのブログはふと思い立った時に書くものでしたが、個人的には自分の生きやすさの為と、このブログ自体が自分の心のよりどころになるように、朝どうしてもやる気が起きないとか、ストレスで何もする気がない時にこそ、ここで考えていることを吐き出す場所にしよう、と決めました。(今朝、実際に何だかあれこれやる気が起きないので書くことを決めました)

 

メンターがいなくなる前から、私はストレスの解消が苦手で(今もですが)これをなんとかしたい、でもストレスの原因にとらわれてしまう、という堂々巡りを繰り返しがちです。(筋トレがいいとは良くききますが、どうも運動は嫌いで続かない…)

それを、ここで文章にして、考えていることを言語化することで解消できる、という形にしていきたい、と考えました。

何よりここは、メンターの代わりに遺そうと思った場所だし、それならしんどくなった時はここに駆け込むのが一番なのかな、と思ったのです。

 

色々としんどくなった時にはこうする、と決めて、これをしたらストレスが解消される、と思い込むのはきっと生きやすさの為には大事なはず。

 

ブログのタイトル通り、ここが本当に「遺してもらった場所」になるように、ちょっとずつ育てていきます。

 

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